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首都直下地震 冬の想定外 [防災]

首都直下地震 東京都「冬の想定条件」は以下を元に作成されている。

冬の想定.PNG
冬という季節を条件にした想定被害に気温や降雪が入っていない。
東日本大震災は3月11日だったが地震が発生したあと夕方からは雪が降り始めた。春の雪だから湿った雪。気温も低くなっていた。
東京で気温が低くなることがあっても氷点下の日が続くことはほとんどない。降雪があっても積雪はほとんどない。何十年か前に東京で10㎝の積雪を記録したときに滑って転んで骨折する者数百人いた。そしてほとんどの車両はノーマルタイヤだったため交通事故が多発し道路が渋滞した。チェーンを持っていても装着の仕方が分からないというタクシードライバーも多数いた。
たった10㎝の雪で東京はパニックになっていた。
爆弾低気圧が通過し積雪が多くなるのは過去のデータから12月25日ころが多い。
東京でこの様な積雪の状態のとき首都直下地震があったらどうなるのだろうか。道路は交通事故で渋滞、緊急車両など動けるわけがない。鉄道や地下鉄はいつもより大混雑しているなか、脱線事故も多発し多くのけが人が出るはずだ。そして、無事だった人々も徒歩避難をするだろうが、靴底がつるつるの革靴を履いている人は滑って骨折するに違いない。
滑ったとき怪我をするのは、無理な体勢で転ばないよう大きく抵抗するからで、素直に転べば衣服は汚れるが怪我はほとんどしない。素直に転べる自信のない人たちには「靴用滑り止め」を携帯することをお勧めする。


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