ラマザーン月特有の食事 [料理]
イスラム教徒は今、ラマザーン・断食月を迎えています。この1ヶ月は、夕方が近づくと、町の至るところで食べ物を売る店が開き始めます。
アーシュレシュテ、ハリーム、ショレザルド、ズールビヤー、バーミーエ、これらは、イランで、特にラマザーン月に食べられる料理やお菓子となっています。
アーシュレシュテというのは、さまざまな種類のハーブ野菜と豆、うどんのような麺を煮込んだスープのような食べ物です。アーシュレシュテは、家庭では一年を通して料理されていますが、レストランなど、外の食堂などで売られるのは、このラマザーン月だけです。この時期には、屋台のようなものが出て、特別に売られています。また、このアーシュレシュテはキロ単位で提供されます。そしてラマザーン月、夕方になると、こうした料理やお菓子を売る店の前には、長い列ができあがるのです。
(引用 ParsToday 2019年05月07日04時30分)
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(落書き)
器に具材を順に入れているみたいだ。
ハーブの香りがきいているのを想像してみる。
「ムー・・・」
こんな感じか。
インターネットで想像した香りが伝えられないのは残念だ。
(閃き)
プリンターのような外部出力装置に香りのエッセンスのカートリッジを設置し、匂い情報により合成し出力する。すべての匂いを出す必要はないのでハーブの香りだけとか、コーヒーの香りだけとか種類を分ければ可能かもしれない。課題は匂い情報の入力装置のセンサー開発。この匂いはハーブ1、この匂いはハーブ5だという識別が出来なければいけない。
この装置を造れれば、タバコの香りだけを出力できたりする。ニコチンを体内に取り込まなくて済む。
コーヒーの粉がないとき、白湯を飲みながらコーヒーの香りを出力。コーヒーを飲んだつもりにはなれるかも。
テールスープとテールラーメン [料理]
イラン料理;ニンジンご飯 [料理]
今回は、ニンジンを使ったイラン料理をご紹介しましょう。
【ニンジンご飯のレシピ(6~8人分)】
<材料>
・イラン米(またはインディカ米、またはタイ米) ・・・1kg
・鶏肉1.5kg、または羊肉1kg
・ニンジン ・・・1.5kg
・砂糖 ・・・1カップ
・サフラン(すり潰しておく) ・・・小さじ1杯
・砕いたピスタチオとアーモンド ・・・それぞれ50gずつ
・油 ・・・大さじ5~6杯
<作り方>
①米を塩水に浸します。
②ニンジンの皮を剥き、目の荒いおろし金にかけるか、細長い薄切りにし、大さじ3杯の油で炒めます。
③鍋にコップ1杯の湯を沸かし、砂糖を加え、ニンジンを入れ、1、2分火にかけます。④鶏肉を茹でます。骨を取り、1/2カップほどの肉汁に、油大さじ3~4杯を混ぜます。⑤米を炊きます。(「イランの食文化2」のイラン式チェロのレシピ参照)
少し芯が残った状態(アルデンテ)でザルに上げたら、ニンジンと鶏肉を米の間に挟みます。これを弱火にかけます。
⑥炊き込みご飯が炊けたら、ご飯の一部を取り出して、少量のお湯に溶いたサフランと混ぜて、サフランライスを作ります。
⑥炊き込みご飯を、器に盛ります。サフランライス、ピスタチオ、アーモンドで飾りつけます。これで、ニンジンご飯の出来上がりです。
※ニンジンご飯には、オレンジやだいだいを小さく切ったものを、ニンジンと一緒に混ぜてもよいでしょう。オレンジやだいだいの苦味を取るには、前の晩に2、3度沸騰させ、冷水に取ります。そして、2、3回水を取り替えてください。
(引用 ParsToday 4月27、2020 21:33 Asia/Tokyo)
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(落書き)
ニンジンはアフガニスタン原産で西側諸国を通りアメリカ大陸を経て日本に入ってきた品種が日本の市場で主に出回っている短いニンジン。アフガニスタンから東へ伝わったのがごぼうのように長いニンジンでいわゆる「京ニンジン」である。
ニンジン飯といえば永井荷風がよく作って食べていたと聞く。
日本でも炊き込みご飯に鶏肉やシイタケなどが入っているが、ルーツは不明だ。
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