SSブログ

ウクライナ戦争が13日目に突入;現場の最新情勢 [国際]

ウクライナ戦争は13日目を迎え、日本を含む西側の武器・政治的支援が続く中、対ロシア制裁の示唆も同時に続いています。


共同通信によりますと、日本政府は防衛装備移転三原則の指針を改定し、ウクライナに防弾チョッキなどの装備を提供できるようにする方針を固めました。


改定手続きの後、早ければ8日中にも装備品を自衛隊機に積み込み、輸送を始める予定です。


輸送する装備品には、ほかにもヘルメット、防寒服、テント、カメラ、発電機、衛生用品、非常用食料などが含まれ、隣国のポーランドまで物資を運ぶ考えだとしています。


なお、岸田首相は今月4日、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で、ウクライナ側の要請をふまえ、防弾チョッキやヘルメット、防寒服、非常食などを提供することを伝えていました。


防衛装備移転三原則は、2014年にそれまでの武器輸出三原則にもとづく武器禁輸が撤廃されたことに伴い、新たに策定されたルールです。


また、日本政府は、ウクライナ危機を理由にロシアの銀行や金融機関に対する制裁を行使した後、今度はロシア産原油の輸入禁止を検討しています。


ロシアは日本にとって5番目の原油供給元ですが、ロシア産原油の輸入禁止の可能性について欧米諸国と協議中です。


 


一方、米ニューヨークの現時時間の7日月曜、ウクライナの人道危機を検討するための国連安保理緊急会合が開催されました。


国連のグリフィス人道問題担当事務次長はこの会合において、「ウクライナの民間人に対する国連の支援提供のための、人道回廊の設置が必須だ」としています。


ユニセフ・国連児童基金も「ウクライナでは、最近の衝突により750万人の子どもたちに危険が増している。ウクライナの避難民のうち、半分は子供である」と表明しました。


 


ネベンジャ・ロシア国連大使は安保理会合において、ウクライナでの人道回廊の組織化への支援を西側に求めました。


ロシア軍は7日、ウクライナの首都キエフを含む同国の4都市において、民間人を移動させるルートの設置のため、一時的な停戦を発表しています。


プーチン・ロシア大統領は、ゼレンスキー・ウクライナ大統領は「ネオナチ派で、自国の民間人らを人間の盾として利用している」と主張しています。


一方、ウクライナのセルゲイ・キスリツァ国連大使はこの会合で、「ロシアはキエフやハリコフ、ヘルソン、ドネツクの各都市の近郊からの、人道回廊を経由した民間人の退避に向けた措置・努力を妨害している」と主張しました。


ゼレンスキー大統領は、両国間での合意である人道回廊を通しての民間人の退避を妨害しているとして、ロシアを非難しています。


しかし、中国の王群国連大使は、ウクライナへの武器移送は同国の情勢悪化につながるとし、「わが国はこれまで同様、ウクライナ情勢を懸念しており、民間人の犠牲者の増加を甚だ遺憾に感じている」と述べました。


 


同時に、7日にはロシア・ウクライナ間の交渉の3回目が終了し、停戦をめぐる交渉は依然として続けられています。


 


ロシア国防省は同日、ウクライナの情報機関が武装組織の協力により、同国ハリコフ周辺の核施設をロシアが攻撃したことにしようと陰謀を企てている、として警告しました。


ロシアは先月24日より、ウクライナ東部から独立を宣言したドネツク共和国およびルガンスク共和国を支援するため、ウクライナでの特殊軍事作戦を開始しました。


ロシア政府は、「ウクライナでの自国の作戦」は開戦目的ではなく、あくまでも世界レベルでの戦争の阻止が目的であるとしています。


しかし、日本やヨーロッパ諸国、アメリカを初めとする世界の多くの国は、直ちにロシアのこの行動を対ウクライナ戦争だとして非難し、ロシアに対する経済制裁・外交的圧力の強化を開始しました。


ロシアはこれに先立ち、何度も西側諸国に対し、ウクライナ東部のロシア系住民に対するウクライナ軍の攻撃や人権侵害が配慮されていないことに関して警告しています。


(引用ParsToday 3月 08, 2022, 21:25 Asia/Tokyo)


************************************************************************************************


(落書き)


ウクライナ戦争なのだが、気になる点がある。


ISIS(イスラム国:今はISと呼んでいる)という過激な武装組織があった。この組織はヨーロッパから参入した者やロシアの反体制派の者たちが多かったと聞く。


西アジアでイスラム国が勢力を拡大し、戦闘が激しかった時、ロシアはシリアをベースにISISに対して徹底的な攻撃を行った。それは、ロシアに反体制過激派が戻ってくればロシアのプーチン政権にとって脅威となることが明白だからだ。


西アジアでのISISは殆ど駆逐され、その残党がアフガンや周辺諸国に潜った。


ウクライナ戦争でロシア側が一方的に攻撃をしているような報道が多いが、ウクライナは義勇兵を募集した。これにより、地下に潜ったISISがウクライナに終結している可能性がないわけではない。


もし、ISISが活動するとすれば、ロシアの政権転覆のためにウクライナ戦争を利用する。


案外、ウクライナで民間人が攻撃されているが、ロシア軍でなくISISが攻撃してロシアが孤立するような作戦を遂行している可能性も否定できないのではなかろうか。


ウクライナ戦争は怪しい匂いがプンプンする。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。