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12月3日紀伊水道を震源とする地震 [防災]

本日12月3日午前9時28分ごろに起きた紀伊水道を震源とする深さ20KmM5.4の地震について書く。

本日は地震の多い日で山梨県東部を震源とする大きな地震が3回もあり、その直後に紀伊水道を震源とする地震が起きたから、日本中「これヤバくない」状態で、報道も取り上げていた。

富士山大爆発?南海トラフ巨大地震の前触れ?などの憶測が飛んだのも当然である。


ところで、気象庁は紀伊水道を震源とする地震について南海トラフ巨大地震とは関係ないとしたところだが、揺れが広範囲であるところに注目していただきたい。


紀伊水道地震.PNG
震源に近い和歌山県では震度5弱、徳島県は震度4,広島県の一部、岡山県の一部、兵庫県、大阪府の一部、奈良県は震度3、その他が水色だから震度2という事になる。
今日の地震で揺れを観測した地域の地盤は繋がっているという事である。
さて、仮に南海トラフ巨大地震が起きたらどうなるか。
単純に和歌山県が震度7なら徳島が震度6強、広島県の一部等が震度6弱、その他が震度5強となるだろうか。
実は震度は7までしかないから徳島や広島県の一部、その他も震度7になる可能性は十分にある。
地震の規模を示すマグニチュードが課題となる。
南海トラフ巨大地震は海溝型地震となるからマグニチュードは9.0を超える可能性がある。
それ故に今回の震度分布を見て安心してはいけないはずだ。
家が倒壊を免れても、ガラス戸で仕切った食器戸棚や本棚では中の食器や本がガラス戸を突き破り飛んでくる。そののち、戸棚が倒れてくる。家具の固定は地震対策の基本だが、中に入っているものがガラスを破って飛び出すことのないような工夫が必要になる。
チョットした工夫でつまらぬ怪我は防げる。
つまらぬ怪我で津波避難が遅れたら死につながる。
小さな心掛けが生死を分けるに違いない。

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地震情報は毎日閲覧 [防災]

「首都直下型地震は間近か」と昨日投稿したが、今朝12月3日2時18分ごろ山梨県東部で震源の深さ20㎞、M4.1の地震があった。最大震度は4、神奈川県では震度3、東京都震度2から1の揺れを観測した。この地震の5分後にも同じ震源域でM3.6の地震が起きている。そして、6時37分ごろ山梨県東部を震源とするM4.9 震度5を観測する地震が起きた。


関東大震災の時は地震の観測網等整備されていなかったし、地震を研究する者も少なかったから、突然の巨大地震による大きな被害を受け入れざるを得なかったに違いない。

しかし、その後地震の観測網が整備され、今では日本の津々浦々の地震情報が気象庁から発表され、誰もが知ることができる環境が整った。


誰もが閲覧できる情報を得ることで個々人が巨大地震に備えることができる。


私の日課は毎朝気象庁の天気図と今後の雨、地震情報を閲覧してから始まる。

それ故、首都直下地震が間近に迫っているのではないかとつぶやくのだ。

大きな地震は2回経験しているが、事前の対策でああしておけばよかった、こうしておけばよかったという反省点はいくつもある。一昼夜で地震対策などできるものではない。日々の積み重ねが地震での憂いを少しでも解消することができると信じている。


適切なたとえではないが、麻雀で場を読むのと同じで、自分の手がよくても相手の手配が高いと予想すれば、自らの手を崩して振り込まないようにするのと同じかもしれない。「運も実力のうち」と呼ばれるが、「運」を引き込むには過去の経験をもとに被害を最小限にとどめる工夫の積み重ねが必要ではないのかと思うところである。


これから起こるとされている首都直下地震や南海トラフ巨大地震の対象地域に住んでいる人は、日々情報を得て被害での憂いを少しでもなくすようされてはいかがか。


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