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新型コロナウイルスパニック症候群 [COVID-19]

「発熱が続いたとか、咳が止まらない。だからPCR検査をしたいが、保健所で断られた」というブログをもとに報道機関による報道がされている。


これはもはや「新型コロナウイルスパニック症候群」や「PCR検査パニック症候群」という精神疾患感染症と呼ぶにふさわしい。


第一PCR検査がなぜ必要なのか。PCR検査という手法は検体を培養増幅して新型コロナウイルスかどうか調べるだけに過ぎない。初期段階では感染経路を把握するのに有効だが、市中感染が出た以上あまり意味がない。


新型コロナウイルスのワクチンや治療薬は存在しない。なので、流行性感冒、インフルエンザ同様に対症療法でしか治療できない。肺炎になっているかどうかはレントゲンで判断して治療を開始するしかない。


保健所等はPCR検査だけをするためだけの専任の技官を配置はしていない。何でも検査する技官しか配置していない。それらの技官はインフルエンザやその他の感染症などの検査も行っている。PCR検査を1日3800件できると大臣が発言しているが、それは検査機械のキャパの件数であって1日8時間の稼働の話のはず。そして、新型インフルエンザだけのPCR検査のキャパではない。


検査を24時間体制にすれば検査数は3倍になるはずだが、保健所は地方自治体の組織であり、厚労省が直接人員配置を変更することはできない。また、PCR検査は結構危険を伴う煩雑な検査であり、不足する検査人員を直ちに増員できないという理由がある。


厚生労働省ではほかにも大きな課題がある。インフルエンザが流行すると医療費財政が一気に悪化するという。今もインフルエンザは収束していない。その中で、新型コロナウイルスでさらに医療費財政を圧迫することになる。そのつけは国民の医療保険料負担の引き上げにつながってくる。


しかし、PCR検査をしたところで新型コロナウイルスによる肺炎症状等に対する医療行為には何も影響しない。


報道機関情報による「新型コロナウイルスパニック症候群」や「PCR検査パニック症候群」を発症した人は精神科を標榜する医師の診療を受け不安を取り除いてもらったほうがいいかもしれない。

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