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首都直下地震 復旧期間のアイテム [防災]

首都直下地震が起きてから急ピッチで救護活動やガレキ撤去作業などが行われる。しかし、公共交通機関は不通となったままになる。移動するにはどうするのか。


東日本大震災の時、内陸部で被災したが、公共交通機関は不通のまま、出勤しなければならなかった。

このため、朝5時に雪の中を2時間ほどかけて歩いた。仕事が終わって帰宅するのも2時間。こんなことが2週間近く続いた。市内ではガソリンは緊急自動車のみが給油でき、一般車両の給油はできない状態であった。しばらくたって一般車にも給油がされるようになったが、朝から並んで一定量給油されると終了となる制限があった。こちらは並ぶ時間など無いから自家用車での移動は諦めていた。

自転車があればと探し回りようやく手に入れた。普段なら1万円から2万円で手に入るのだが、そのようなものはすべて完売。6万円以上の自転車だけが売れ残っていた。仕方なく購入した。通勤時間も大幅に短縮した。


首都直下地震が起きれば多くの人が同じことを経験することになるに違いない。

ガソリンがなかなか供給されないから自動車での移動はできない。

公共交通機関も不通のままの期間がしばらく続く。

そして、大きな被害を受けていない地域であっても物流が動いていなければ必要なものが手に入らない。何軒ものコンビニや商店を回っても目的のものを探すことができないのである。それ故に代替品があれば良しとしなければならない。


食料などもその類で、すぐに口にできる食料は入手できなかったが小麦粉とそば粉を入手できた。そば打ちはできたからひと手間かければ食事ができた。こうなると多芸多趣味で得たつたない技術も役に立つと思った。


首都直下地震で大きな被害があった地域への支援は優先されるが、大きな被害がなかった地域においても生活に支障が出ることがあるから1ヶ月程度の備蓄は必要に違いない。そして、停電の復旧が長期に及べば電気自動車は使えないし、ガソリンの供給が停止される限り自動車は使えない。公共交通機関に依存している場合はそれが復旧するまで動けなくなる。かくして、移動手段として自転車を所有しておく必要がある。また、特に被害が大きくなる地域へ自転車で移動するような人は常にタイヤがパンクすることを念頭に置いておく必要がある。パンク修理は自分でできるようにしておかなければならない。数少ない自転車屋さんも被災している可能性が高いからだ。昔舗装された道路も地震の影響で歪み、舗装が壊れ穴だらけの道になっていることが多い。そんな道路を走れば1日で何度もパンクするリスクを負う。


首都直下地震で備えておくものとして自転車とパンク修理キット(1000円位で売っている)をお勧めする。






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