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今、首都直下地震が起きたらどうする [防災]

今、首都直下地震が起きたらどうなるのだろう。

妄想してみた。


会社の仕事を終え地下鉄に乗っていれば地震とともに電車は急ブレーキをかける。と同時に停電。電車は脱線してはいないが動かない。運転手や車掌は指令室と無線連絡しているが無線が通じない。非常時マニュアルに従い、拡声器を使って乗客に現在の状況を説明し、真っ暗な地下鉄のトンネルを次の駅へ向け誘導し始める。スマホの灯りを頼りに20分ほど歩きようやく駅に着く。ホームには人がいない。地震が起きてからホームから避難したようだ。駅は非常電源が働き非常灯で薄暗かったが周囲の様子は見える。駅の天井や壁の一部が崩れているところもある。改札口近くに人々が集まっていた。階段を昇れば外に出られるのだが、外は大変なことになっているようだった。

ビルの窓ガラスが割れ、中から事務机やコピー機などが落下し、多数の死傷者がいるとのこと。外も停電しているが、自動車のライトで照らされているだけらしい。数か所で交通事故が起こり、事故処理もできないようで渋滞となっているらしい。

外を歩くのが危ないので駅の階段付近に多くの人が避難していたようだ。

スマホで家族に連絡を取ろうとするも通じない。

これからどうするかスマホのテレビを見て情報収集することにした。

テレビでは地震があったことと各地の震度、津波注意報がでたことの内容を繰り返し話しているだけだった。

スマホなどの通信機器がすべてダウンしているため情報が集まらないようだ。

しかし、独自の無線を持っている警察、消防、自衛隊、タクシー無線などがそれぞれの交信で情報を共有していた。この情報が非常用衛星電話設置をしている区役所や市町役場から発信されはじめ20時30分ごろより情報が集まり出した。

JR,私鉄各線一部で脱線した車両や、架線の電柱が倒れた個所が多数あり不通。地下鉄全線運行停止。都営バスも道路損壊箇所が多数のため運行停止となっている。

心配されていた火災が都内いたるところで発生しているとの情報も流れていた。

大きな企業であれば非常用の備蓄もしているから会社に戻る選択肢もあるが、当社は備蓄もしていないからここに留まるか30km先の自宅に戻るか決めなくてはいけない。

マラソンランナーも凡そ42kmは走るのだから、歩けない距離ではない。

ここに留まると密の状態でコロナに感染するリスクがある。

火災が小さいうちに火災を避けつつ帰宅コースを選べばいいのでは。

しかし、途中で大きな余震があり、新たな危険が発生する可能性もある。

という事で家に帰ることに決めた。

古いビルが崩壊している。歩いている人が結構いたが、だんだん少なくなっている。

道路沿いの木造住宅は殆どなくなっている。ここがどこなのかだんだんわからなくなってきた。

遠くに見覚えのある風景が見えた。間もなく自宅に辿り着くことができる。

ところが、自宅は崩壊していた。

こんなことになるのだろう。


もし、地震が起きたらどうするか、予め決めておけば余計な心配や悩みを断ち切れる。


周りに負傷者はたくさんいる。

負傷者の救護をせずに自宅まで、あなたは戻るのか。


負傷者の救護をすると思った人は、自分が負傷したとき命拾いをするかもしれないかもしれない


どちらの行動でもあなたの命があるかどうかは保証の限りではない。


大きな後悔する人生は送りたくない。


それはあなた自身が常に与えらえた課題に他ならない。

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