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東北上空に白い球体。指をくわえて眺める防衛体制。 [国家]

不明の気球.PNG

仙台市の上空で目撃された白い球体


宮城県上空などで17日に目撃された気球のような白い物体について、政府が何もしなかったことは甚だ遺憾である。






地元の新聞社は仙台市科学館や仙台管区気象台、国土交通省などに取材し記事をまとめていたが、結局なんだかわからない物体で終わっている。


夕刊フジのzakzakでは菅官房長官の記者会見の内容を掲載した。「他国が敵意をもって飛ばしているということはないか?」と聞かれ、「これまでのところ、ご指摘のような事実や、被害は確認されていないとの報告を受けている」「関係機関で必要な警戒監視はしっかり行っている」と語った。


日本の領空を侵犯されていて、「他国が敵意を持って飛ばしているような事実や、被害は確認されていない」とはいい加減なものだ。どこの国が飛ばしたかも不明なのに「敵意を持って飛ばしている事実は確認されていない」のではなく「確認していない」という事に過ぎない。単なる怠慢である。


気球本体に新型コロナウイルスが仕込まれていてばら撒かれていたとするなら被害があったことになる。

仙台と福島両市は6月18日に新型コロナウイルスの感染者が出た。仙台市では4月28日以来51日ぶり。福島県郡山市では5月8日以来の感染者がでたのだ。


奇人変人は空気感染信奉者である。しかも、最初のウイルスは空からやってきたと思っている。だから、気球は新型コロナウイルスを散布する兵器の可能性があるのではないのかと怪しむのである。


自国の飛行物体でないとするなら、他国の飛行物体であり、その飛行物体が領空を侵犯したのなら、直ちに飛行物体を確保する必要性があったのではないのか。


他国の戦闘機が領空侵犯をすれば航空自衛隊がスクランブルをかけ「国名を確認し、何の目的で飛行しているのか」をただし「領空侵犯しているから直ちに領空を離脱せよ。さもなくば撃墜する」と普通はしているのに今回は何もせずに傍観していた。


これで国土防衛をしていると言えるのだろうか。近代兵器を購入していれば国土防衛をしているというのは大きな勘違いに違いない。国会が終わってしまったから後の祭りだが、予算委員会で問い質す必要性がある問題だと思われる。


新型コロナの政府対応策と共通する思考行動の潜流があるように思えてならない。






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