「タクシー宅配」恒久化検討?タコが身を食う [社会]
全国のタクシー事業者に国土交通省が特例で認めた食べ物や飲み物などの貨物配送に対し、開始から約1カ月間の申請件数は1300事業者、車両約4万台分にのぼった。(一部引用 5/27 19:31 朝日新聞DIGITAL)
外出自粛や緊急事態宣言の影響でタクシー利用者が激減したことから特例で認めたタクシーの貨物配送だが、収益が少ない貨物運送業への参入を野放しにすることは危険だ。
タクシー会社は顧客の需要があればタクシー業に戻れるが貨物運送業はタクシーのように客を運ぶことはできない。
タクシーの顧客が戻らなければ貨物運送業の顧客を奪う事態も出てくるだろう。
結果として両者が潰れてしまうような事態になりかねない。
今のところ、休業している飲食店とタッグを組んでいるようだがテリトリーを冒したらうまく機能していたシステムは壊れる。
タコが身を食う事態が中国ではすでに起きている。
国交省は恒久的に認めてはならない。特例は有事の際の期間限定である。
コメント 0