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米政府、「オバマ大統領とイラン大統領の会談の可能性はまだある」 [国際]

アメリカのオバマ大統領が、イランのローハーニー大統領との会談はまだ実現可能であると見ています。

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フランス通信によりますと、アメリカのホワイトハウスのカーニー報道官は25日水曜、記者会見し、「オバマ大統領は、会談実施の要請がローハーニー大統領に拒否されたことで機嫌を損なっておらず、依然としてローハーニー大統領との直接会談はまだ実現しうると見ている」と語りました。

カーニー報道官はまた、「オバマ大統領は、イランとアメリカの間の緊張を解除するための鍵は、イランの核問題を巡る対立の政治的な解決策を見出すことにあると考えている」と述べました。

さらに、「ローハーニー大統領が国連総会でオバマ大統領と対面しなかったことが、イラン政府により事前に計画されたものだと考えるべきではない」としました。

カーニー報道官は、オバマ大統領とローハーニー大統領が国連総会で対面しなかったことを強調しました。

オバマ大統領は、24日火曜、国連総会での演説の中で、「イランとの外交的な交流を経験すべきだ」としていました。


イランがオバマ大統領と面会しなかったことについて、改めて米国のカーニー報道官が面会を要望している記事なのだが、イランはかなり警戒している。

1832年の第一次アフガン戦争でイギリスがアフガニスタンから矛先をイランに変えてイギリスがイランから最恵国待遇を得た歴史を思い出しているに違いない。最恵国待遇とは昨今米国が主導しているTPPそのもののの事である。

米国は自分達の都合でシリアに拳を上げ、それも陰謀だと見ているイランから警戒されるのは当然のことであるに違いない。

オバマ大統領と面会しなかったイランの行動が非常識のように見えるかもしれないが、米国の過去はイギリスの過去とオーバーラップしているだけに過ぎない。それを現実的に直視すれば当然の行動である。オバマ大統領が悪いとは思えない部分もあるが、米国ではオバマ大統領とは別に勝手に国益を決め動くグループがあることは否定できない。

イランの慎重な行動は評価されなければならない。


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