ローハーニー師はさらに、経済学者であるタイエブニヤー氏を経済財政大臣に指名した。タイエブニヤー氏は、第5期から8期政府の経済委員会の書記長、国家運営企画機構の経済次官を務めた経験がある。
商鉱工業大臣に指名されたのは、ネエマトザーデ氏である。彼は過去に工業大臣を務めたことがある。
外務大臣には、ザリーフ氏の名前が挙がった。ザリーフ氏は、2002年から5年間、イランの国連大使を務め、外交分野では、よく知られた人物である。ローハーニー師によるザリーフ氏の指名を受け、外国の政界やメディアでは、イラン新政権の外交政策に関して様々な憶測が飛び交っている。
イラン国防軍需大臣には、デフガーン氏が指名された。彼は1980年代のイラン・イラク戦争で革命防衛隊の司令部や国防省の次官を務めた。
さらに、計画予算機構の長官や高等教育文化大臣の経歴を持つナジャフィー氏が、再び、教育大臣に指名された。
ローハーニー師は、科学技術大臣として、ミーリーモンファレド氏を指名した。彼は科学省の技術次官、科学研究機構の長官、科学省の文化・学生担当次官を務めてきた。
イスラム文化指導大臣には、ジャンナティ氏が任命された。ジャンナティ氏は、文化指導省の国際担当次官、クウェート駐在大使、内務省の政治次官を歴任している。
情報大臣には、アラヴィー師が指名された。彼は法学者であり、現在、専門家会議のテヘラン選出議員で、国会議員を務めたこともある。この他、現在、会計検査院長官を務めるラフマーニーファズリー氏は、内務大臣に指名された。エネルギー大臣には、チートチヤーン氏の名前が挙がっている。
通信大臣に指名されたのは、ヴァーエズィー氏である。ヴァーエズィー氏は27年前に外務省に入省し、10年ほど前から、公益評議会研究所に所属している。
スポーツ青少年大臣には、ソルターニーファル氏が指名された。彼は3つの州の州知事を務めた経験がある。
保健医療教育大臣には、眼科医のハーシェミー氏が指名された。彼はかつてテヘラン医科大学の医学部の部長を務めていた。
農業大臣や道路交通大臣を務めた経験のあるホッジャティ氏が、再び、農業大臣に指名された。
さらに、ローハーニー師は、道路・都市開発大臣にアーホンディ氏を指名した。アーホンディ氏は、以前、住宅都市開発大臣として活動した。
労働協同組合福祉大臣には、ラビーイー氏が指名された。彼は情報省で重要なポストに就いていた。
イラン国会は、これから1週間、ローハーニー師の提出した指名閣僚について検討し、1週間後に、大統領と閣僚が出席する会議で信任投票を行うことになっている。<引用 iran Japanese Radio
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