首都直下地震で被害が大きくなる場所 [防災]
12月3日に山梨県東部・富士五湖を震源とする地震の震度分布は次のようなものだった。
11月25日に「首都直下地震をM9.2 震度7想定なら」で「昔海だったところには津波が押し寄せる」と書いた。その時、使ったのはJタウンネットが配信した江戸東京博物館にある「縄文時代の関東地方」の古地図。
上の震度分布と下の地図を見比べていただきたい。
今回震度2以上を記録した場所が、昔海だったところと符合しないだろうか。
堆積した軟弱地盤だからこそ揺れたのではないのか。
という事は首都直下地震が起きれば今回の地震で震度2以上を観測した地域は震度6、震度7などの揺れとなり壊滅的被害を受ける地域という事が予想できる。
さいたま市あたりの震度分布を拡大したのが下の図。
同様に、松戸市あたりを拡大したのが次の震度分布図となる。
今回の地震で震度2の地域の中にも震度1の地域が含まれている。自分の住んでいる場所の揺れがどうだったか気象庁の震度分布図を拡大して確認してみてはいかがか。
今回は山梨県東部・富士五湖の地震による震度分布だが、別の震源域の地震の時当然震度分布は異なるだろう。しかし、昔海だったところは軟弱地盤であり今回同様の震度分布を示すことになるに違いない。
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