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地震津波で六本木駅から巨大な水柱? [防災]



気になるところを抜粋してみると


4.津波による被害の特徴

・ 東京湾北部地震及び元禄型関東地震のいずれの地震においても、河川及び海岸の堤 防を越えるような津波高は想定されない。

・ しかし、元禄型関東地震において水門が閉鎖されなかった場合には、河川遡上等に よる浸水被害が生じる。

・ 浸水深は概ね 1m未満であり、全壊約 200 棟、半壊約 2,300 棟と想定される一方、 死者の発生は想定されない。 



「河川及び海岸の堤防を超えるような津波高」を想定していないところに欠陥があるように見える。埋立地に作った堤防などは液状化現象で全く機能しない可能性がある。


東京都の南海トラフ巨大地震モデルの想定最大津波高はT.P.2.48m(江東区)で、元禄型関東地震はT.P.2.61m(品川区)とされている。ここでもう一つの想定できになるのは、T.P.(Tokyo Peil=東京湾中等潮位、東京湾平均海面)で記されていることだ。東京湾の潮汐の海面の高さは干潮で数10センチから満潮時で2mくらいまで幅がある。大潮の時の満潮では1mは高くなる。


更に910hPa級(=室戸台風級)の大きな台風や低気圧が来たときの高潮浸水想定がある。浸水想定はなんと17区。

浸水深は最大で10m。


もちろん910hPa級の台風や低気圧は早々襲来するわけではない。しかし、巨大地震で堤防等が液状化や振動でその機能を十分に果たせない可能性はある。(モノは作ったときから劣化が始まる。)そこに想定外の高潮が発生し津波が襲来したとすればどのくらいの津波高になるのか。


都営地下鉄大江戸線勝どき駅は3mの浸水想定になっている。ここから津波が侵入し、大江戸線は導水路の役割を果たし、標高30mの六本木駅に到達する。六本木駅は地表から42.3mの深さにある。30ー42.3=▲12.3m

大江戸線六本木駅は水没するに違いない。そして、津波がもろに大江戸線に進入すればその圧力で地上部分を破壊し、巨大な水柱が現れる可能性もある。


満月や新月の大潮の日、満潮の時間帯には都営地下鉄大江戸線には乗りたくはないものだ。





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