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医療逼迫は政府と自治体の怠慢 [COVID-19]

政府が緊急事態宣言延長の理由に挙げる「医療逼迫」は臨時的病床を確保しない政府と自治体の怠慢なのである。

コロナの入院受け入れは感染病床のある専門医療機関に押し付けている。一般病床数は厚生労働省が医療費を削減するために計画的に減らし続けている。この病床数の削減は高齢者の社会的入院の長期化を解消するために考えられたと聞く。したがって、一般病床数には空きがないのである。そして、病床数がないことを前提にしているから「医療逼迫」という言葉が生まれるのだ。病床数がないなら増やせばいいだけなのである。


感染症が爆発的に増えた時点で、臨時の入院施設を作ればいいだけなのだが、それをしていないのは政府と自治体の怠慢であると批判しておく。


何のための特措法なのか。飲食店に罰金を払わせる前に、一定程度の広い土地を強制的に使用し入院施設を作るとか、あるいは既存の公共施設、例えば区民センターなどをそのまま入院施設に転用することなどできるはずだ。

民間ホテルを借り上げ宿泊療養施設として誤魔化しているが、本来は区民センター等を転用するのが筋ではないのか。


東日本大震災では小学校の校庭に仮設住宅を建て、体育館が遺体安置所になったりしていた。病院自体津波で流されたが医療はあらゆる場所で継続されていた。


医療が逼迫していることを理由に緊急事態宣言を延長したのは政府と地方自治体の怠慢でしかない。



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