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韓国滅亡北朝鮮存続考 [国家]

韓半島の歴史があまり語られない中で韓国と北朝鮮を論評するのは誤りだと思っている。


今から1100年前の韓半島は新羅、後百済、後高麗、遼、女真の五国があり、1000年前に高麗、金の2国、700年前に高麗、800年前に李氏朝鮮となり、約120年前の日清戦争の終結による下関条約により李氏朝鮮が冊封体制から離脱して大韓帝国を作り上げたが、日露戦争終結により日本の保護国となり、「日韓併合ニ関スル条約」により日本に併合された。


韓半島は高麗の国教が仏教だったがこれに反発し李氏朝鮮では儒教を推進。朱子学を推進する士林派が勢力を持つと、その士林派は分裂し東人派と西人派に分裂。そのような分裂が激しくなり、党派分裂が熾烈を極めた。

妥協ができないために政権交代は対立する派閥に関する虚偽の謀反のでっち上げで粛清が行われたり、政権を取ったものが自分たちに都合の良いように歴史文書を改ざんするなどしていた。


その流れを今も行っているのが大韓民国(韓国)の姿である。


大韓民国ができたと同時に中国・ロシアの援助のもと社会主義国家として朝鮮民主主義人民共和国ができた。

社会主義国家の名を借りた1100年前の金王朝の復活なのである。


そういった歴史的観点からすれば、金王朝(北朝鮮)が韓国に激怒するのは当然の流れが見えてくる。


韓国では歴代大統領は獄に入れられるか死亡するといったことが繰り返されている。李氏朝鮮ルーツの宿命である。それは今もなお脈々と受け継がれている。韓国の政権DNAはそのものだ。だから、日本が国際法がどうのこうの言おうが関係ない。自分たちさえよければそれでよいという政党派閥が群雄割拠しているに過ぎない。だから文在寅政権が米国にすり寄り北朝鮮との融和統一を言葉に出したとしてもそれは本心ではなく、政権の自己都合でころころ変わるのである。それを平気で行うのが韓国なのである。


今更、北朝鮮が韓国に激怒するのは北朝鮮建国の目的を忘れているからに他ならない。もともと、北朝鮮建国の潜流は烏合集散する李朝朝鮮への反発であったはずだ。そうであるからこそ、朝鮮半島統一とは韓国が滅亡しない限り実現しない内容であることが想像できる。


韓国の同盟国である米国が爆撃機を飛ばして威嚇しようが、ミサイルを手中に収め屈しない姿勢を示した金正恩は評価に値することになる。


どこに着眼するかでその国の価値は変わる。

今後、韓国は滅亡の道を歩み続けるし、北朝鮮が世襲制金王朝であるなら存続し続けるだろう。

金与正が第4代の襲名披露をするのも近いに違いない。




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