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過去だけを見つめる国会議員 [国家]

数か月前の国会で野党議員が「鯛は頭から腐る」と政府をおちょくっていた。


それを聞いて「鯛」とは何か考えていた。

頭は政府であっても鯛全体は国会であり、国会議員である。

腐った鯛を国民は食べることをしない。


国会議員は頭と同時に腐り始める。

それは過去だけを見つめているからに違いない。

頭が腐ってきた、大変だと騒いでいるが、自らも腐って死んでいくことを予想していないからだろう。

未来がどうなるかの展望が全くない。


結果だけをどうのこうのとほじくるのはメディアだけでよい。


補正予算案の審議が始まる前に野党は「緊急だからこそ、国民に一律10万円支給しなければならない」と連呼している。緊急事態宣言が出た直後としては正しい意見ではあるが、今後についてはどうするのか。


「緊急事態宣言を延長するようであれば毎月10万円支給することが必要。付帯決議をつけさせる」とか「生活に激変的困窮が生じている国民を緊急的に救済する緩和措置を考案すべく与野党党派を超えた対策本部を設置したい」とか建設的な意見が出ないものか。



過去だけを見つめるのはいい加減にして前を向いて進んでもらいたいものだ。



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