イランでガドルの夜の儀式 [宗教]
ガドルの夜の儀式
イランの人々が、イスラム教でコーランが下されたとされるガドルの夜を迎え、モスクや宗教施設で、この夜の儀式を行い、神に祈りを捧げました。
ガドルの夜は、ラマザーン月19日、21日、23日と3夜あり、24日金曜夜は、その最初の夜にあたりました。
また25日は、シーア派初代イマーム、アリーが敵に襲われた日でもあり、イランの人々は、モスクや宗教施設で夜通し祈りを捧げました。
西暦661年、イスラム暦40年のラマザーン月19日未明、イマームアリーが朝の礼拝を行っていたところ、イスラムに反対するイブン・モルジャム・モラーディという人物が彼の頭部に剣を下ろしました。
イマームアリーは、その2日後のラマザーン月21日に殉教しました。
ガドルの夜、イスラム教徒は、コーランを頭上に載せ、夜通し、神に特別な祈祷を捧げます。
(引用 ParsToday 2019年05月25日06時08分)
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(落書き)
「夜通し神に特別な祈祷をささげる」とあるがどんな祈祷なのか興味がある。
神に対して期待する結果を得るために祈ることを祈祷というらしい。
それからすれば、「二度とこのような悪しきことがおこなわれませんように」とか「イマームアリーが天国に召されますように」とかになるのだろう。
日本でも「家内安全」、「商売繁盛」、「交通安全」の祈祷は神社で盛んにおこなわれている。
ご利益がいかほどかは知らない。
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