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イメージが語るイラン;南東部ケルマーン州シャズデ庭園 [風景]

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ケルマーン州シャズデ庭園


イラン南東部ケルマーン州の中心都市ケルマーンとバム市の中間を走る、かつてのシルクロード沿いにシャズデ庭園(Shazde Garden)があります。

シャズデ庭園は、イラン式庭園の1つでガージャール朝時代に建設されました。この庭園は奥の一番高いところに美しい中央塔が設けられています。

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敷地内を階段状に水が流れるシャズデ庭園
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この庭園は、ケルマーン市近郊の町マーハーンからおよそ2キロの地点にあり、ティグラーン山の裾野に位置している
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この庭園の敷地は407mX122m、総面積は7.5ヘクタールに及ぶ
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シャズデ庭園は、建築学上の傑作としてユネスコ世界遺産にも登録されている
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庭園内を流れる水は、ジュパール丘陵の雪を水源とするティグラーン川およびカナート(地下水路)からのもの
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庭園内の人工の小川は、中央塔から流れ出て庭園の入り口にまで及ぶ
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庭園内を流れる水路の両側には、様々な美しい樹木が植えられている
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2階建ての中央塔
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シャズデ庭園を描いた古い絵画
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夕刻のシャズデ庭園
(引用 ParsToday 2019年05月11日19時47分)
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(落書き)
ParsTodayの5月11日17時ごろより配信が再開した。日本版のみ配信されなかった。
新しい情報入手の方法を勉強できた。また、26か国語の配信内容を機械翻訳して見比べると、地域によって配信内容が異なる。また、自動翻訳が得意とする言語がまだ少数であることが分かった。
パティオという庭園様式がある。パティオは建物の中庭のことで、噴水、水盤、カナール(静水をたたえた水路)などを中心に、床面にタイルやレンガで舗装模様が描かれ、四季の草花や果樹を植えこんだ、装飾性のある空間である。
このパティオという様式はスペインの庭園が有名だが、その発祥はイスラム世界でかたちづくられたものでイスラム教徒のイベリア半島侵入(8世紀初頭)によりスペインへもたらされたものである。
このシャスデ庭園ガージャール朝時代(18世紀)に造られたとあるので、イスラム世界で形成されたパティオの原型であろうものが随所に見られる。
写真にたくさん出てくる階段状の人工滝は「カスケード」という。高低差や水量などの制約がある。現在であれば水をポンプでくみ上げることが出来るのでどこへでも造ることが可能だが、18世紀に造られたということなので、当時の技術がいかに優れていたことが分かる。

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