東京五輪が無観客開催に流れる中、宮城県村井知事は同県内で行われるサッカー競技について有観客実施をしている。


これには反対する意見が続出しているが、村井知事は東日本大震災当時の知事であり、東京五輪が復興五輪との位置づけがあったことから有観客開催に踏み切った模様である。


コロナ感染対策で宮城県と歩調を合わせてきた郡和子仙台市長も最近「無観客開催」を村井知事に要請していたが、郡仙台市長は東日本大震災発災時の市長ではない。「復興」という思い入れの違いが出ているものと思われる。


政府がワクチン政策で梯子を外そうが、「復興五輪」を忘れようが村井宮城知事の「有観客」実施は「復興」の筋を曲げない姿勢であり感服する。