新型コロナ感染症は終わっていない

東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトはこれまで新規陽性者数の経過が分かるよう日ごとと感染者数を発表していたのだが、10月になって同サイトを閲覧したらすぐには見つからないようになっていた。

これまであった場所には「死亡日別による死亡者数の推移はこちら」が表示されていた。

オープンデータの項目をクリックすると「東京都新型コロナウイルス感染症検査陽性者の状況」というページに飛びデータとリソースの下に表記された「東京都新型コロナウイルス感染症検査陽性者の状況」という行をクリックしてデータがダウンロードされるようになっていた。

しかし、そのデータには新規陽性者数の欄はなく「陽性者数(累計）」、入院中、軽症・中等、重症、宿泊療養、自宅療養、調整中、死亡、退院の人数が記されていた。

ちなみに、2021年10月26日公表では「陽性者数(累計）」377464、入院中184、軽症・中等167、重症17、宿泊療養38、自宅療養118、調整中106、死亡3125、退院373893となっている。

前日の10月25日の新規の累計が377435なので10月26日の新規感染者数は29人となるようだ。報道されている数値と符合する。1日前は17人、27日が36人。並べ替えると１7人、29人、36人となる。

月曜日は検査数が少ないから感染者数が少ないというのは何百何千人と新規感染者がいた頃の話であり、検査数が少なかったことを理由にはできないはずで、実質的な数値だろう。経った日間で微増しているのではないのか。

報道では50人以下が11日間連続と報じて安心しきっているがそれでいいのか。

今週は新規感染者数が17人、29人、36人という事だが昨日までに調整中106人いるとはどういうことなのか。

入院、宿泊療養、自宅療養も決まっていない者が106人もいる。何百何千人の患者が毎日出ているならともかく50人以下が続いているのに数値が大きく減らないのは何故だろう。調整中の数字を拾うと24日128、25日103、26日

106、27日96　調整中の進捗は▲15、+3，▲10人という低レベルであり調整中総数の1割程度しか減らすことができていない。

新規感染者数が50人を切ることしばらく続いたから、応援の職員を元の職場に戻したのではないかと怪しむ。

もしそうだとするなら調整中の数が一桁になってからではないのか。

現在、東京都で新型コロナで医療行為等を継続しているものは587人いる。そして、退院した人は373947人いる。

これから後遺症で苦しむ人が何人でるのだろう。

新規感染者数が50人以下と言えども新型コロナ感染症は終わっていない。